【名古屋市S様邸 「輸入キッチンキャビネット・玄関ドア塗り替え」2020年10月】
考作さんには築25年となった輸入住宅のメンテをお願いしています。五年前の外壁に続き、今回は輸入キッチンと玄関ドアの再塗装をお願いしました。
キッチンは、もともと無垢板の木目を生かした乳白色のクリア塗装がされていたのですが、経年で塗装がポロポロと剥落してくる現象が生じていました。
ただ、もとの塗装が気に入っていたので状態のいい吊戸棚はそのままに、状態の悪い下半分を再塗装することにしました。その際、色で悩んでいると、似た色を塗るのもいいがいっそのことキッチンタイルに使用されているグレーにしてみるのも面白いのでは、と提案をいただきました。淡色の吊戸棚に濃色のグレーはコントラストも鮮やかで面白いキッチンになったと思います。
玄関ドアは、こちらも木目を生かすニス仕上げだったのですが、木部の痛みも目立ち始めたため今回は単色塗りつぶしとしました。海外の家にあるような真っ赤なドアに興味があったのですが、少々勇気も必要で……でも、竹本さんと色見本を玄関でかざしながらお話するうちに、赤で行く決心がつきました。こちらも結果、輸入住宅ならではの真っ白な枠部に赤が映えて、満足のいく仕上がりになりました。クリスマスリースが似合いそうです。
考作さんの竹本さんは、大変物腰柔らかな方なので相談しやすく、レスポンスもいいので気持ちよく作業が進んでいきます。今後もこの家とともにお世話になります。