被害に遭っている掃き出しの上部の壁を取り外し始めました。
210(2F床)の外部合板がやられています。
以前の調査で2Fの子供部屋の窓の木製部分が食べられスカスカになっていましたので、1Fからそこに至るまでのルートを確認しています。
軒高まで外壁を取り外したところです。
確認したいのは外壁を食いながら上った白蟻がどこまで達しているか?です。この状態ではまだ末端が分りません。剥がした外壁よりさらに上部へ食害が進んでいるように見えます。また向かってすぐ左に2Fの洗面脱衣室があるのも気になります。洗面の床が膨れ上がっているという現象が室内でありますので、関連は無いのか?
また、この写真の部分は屋根から伝わった雨水が壁にぶつかり集中するところであり、うまく雨水が排出されていたか?も問題です。
1F掃き出し上部の猛烈な被害に遭っていた梁(マグサ)は本日新しい集成材へと交換しました。
1F壁の強度はこれで一旦安心です。
掃き出し窓本体は一部食害に遭っているものの、今後も使える状態でしたので、お客様とも相談し使うことにしました。
来週は月曜日の正午に白蟻業者をセットしました。
白蟻防除の薬剤を食害箇所に注入する予定です。
明日は、気になる2Fの洗面台を一旦取り外して、床下地の状態を確かめる予定です。