今日は、前回お邪魔して、洗面室のハバキに異変があり白蟻の被害と思われる現場に入り、解体をして状態を確認しました。
壁の石膏ボード、ケーシングを外してみると、やはり下地の木部に食害がありました。高さ2メートルくらいまで蟻道が伸びていました。白蟻自体の活動は現在は見当たらず、上に行くほど食害は少なくなっていました。
これが外した石膏ボードの裏側。
白蟻が走った跡がくっきり残っています。
床面意に水平に伸びた部分はハバキがくっ付いていたところ。ハバキを食べて水平に移動するのは、以前も別の現場で見かけました。
幸い構造材の被害は横へは伸びていなかったので大きな被害にはなってません。
被害にあった外部ドアを外から見たところ。
向かって左下には穴があいてます。外部ブリックモールドと建具枠の下部が欠損しています。
この部分は湿りやすい箇所なので、要注意です。
よくある絵ですが、外壁部分にコンクリート土間が被っています。この部分は土と壁が接近している為、今まで白蟻の被害が最も多いケースのひとつです。
防蟻業者にこの現状を確認してもらい、次週対策を練ります。