皆様、おはようございます。以前にも何度かブログであげていますが、私は毎日とは言いませんが、定期的に早朝歩くのが習慣になっています。
同じことを繰り返しているといろいろ発見があります。
今日、歩きながらふと思ったんです。これは1つの定点観測だと。
定点観測。
全く同じ場所からあるものを継続的に記録すると、その変化がよくわかります。
リフォーム等やるときにビフォーアフターの写真を並べたり、新築では家が出来ていく様子を同じ場所から写真に収めて時系列に並べたりしますね。
私の朝のウォーキングは同じ場所から見ているのではなく、同じ時間に同じ行動をする。いわゆる「行動の定点観測」ですかね。
今日はとりわけ遠くの山(伊吹山)がくっきりときれいに見えました。
なぜだろう?と思いは巡ります。
昨日雨が降って空気が綺麗に洗われ、今朝は晴れているからかな?とか。
今日は吐く息が今日はあまり白くないので、昨日の雨で湿度は高いかな?とか。
思いは外側の自然に向かうことが多いですが、自分の体や気持ちの動きにも気づくことが多々あります。
今日は歩き始めると、左足のふくらはぎにちょっとした痛みを感じて
「あれっ?どうしたのかな?昨日そんな運動したっけ?」と思いました。(歩いているうちに温まってきて楽になりましたが)
何か胃袋の中に残っている感じがしてすっきりしない。
昨日の夜少しいつもより遅い時間に食べたかな?とか。
ちょっと欲張って多めに食べ過ぎたかな?とか少しお酒の量が多かったかな?(笑)とか。
ただただ、なんとなく日々通り過ぎるんではなくて、ちょっとした変化でも原因を探ろうとする気持ちが自然と出てきます。
多分これ、歩いてなくて朝すぐにエンジンをかけ、日々、目の前の事に追われているとていると気づかないことだと思います。
まだ朝の時間で頭がすっきりしていて、真っ白な状態だからこそ少しの変化に気づけるのだと思います。
私の友達に、会うと「今日は〇〇だね」とかいろいろ私には気づかないようなことをさくっと言ってくれる人がいます。
こういった日々の少しの変化に気づく人っていうのはすごいです。
こういう人は自分と何が違うんだろう?
普段から五感を使っていることが気づくことの秘訣なんじゃないかとふと思いました。
こういう人は、感受性が高くいろいろなものを自然に感じ取っていて、変化に気づく力があるんじゃないかと思いました。
私はなかなかそんな風にはできません。
特に仕事を始めると頭と視覚情報だけを使いがちです。
ただ、私の場合には一方で現場に行って建物自体を見たり触れたり、職人さんと話をしたり、その土地の空気を吸ったり、そうやって五感を使うこともちゃんとあるので、そこでバランスを保っている気がします。
机で仕事しているだけよりも、そのように動き回った方が体にも、心にも健康で、結果、良い家もできると思います。
同じことを習慣にして繰り返す。
特に私が今やっている歩くと言う事は、五感で目一杯感じることができ、自分の鮮度を保つにはとても良いこと。
歩きながら感じる地面の感触、太陽の昇る時間、空の色、堤防に生える草の色、花の蕾、自らの体。そういったものの変化を感じながら。
実は、2019年の11月から毎月合計40キロ以上歩くと言う目標をつくりました。イメージは1ヵ月でフルマラソン約1回分を歩くと言うようなイメージ。
これが今月達成すると40ヶ月連続続いたことになります。これには自分でも少しびっくりしています。
少しの思いつきで始めたことなのですが、月40キロと言う負荷が少なくも無く多くも無くちょうど良かったんでしょう!
‘ちょっと頑張らないとできない’この絶妙な設定(笑)
もっとハードルを上げることもできますが、とにかくこれを続けていけると言う事を大事にしたいと思います。
何よりも、すっきりして気持ちの良いこの瞬間はすでに自分にとってはなくてはならない時間。
そうせずにはいられない時間となっています。
これからもこの時間を大切に続けていきたいと思います。