本日はリビングの詳細に関してご紹介します。
リビングで印象的なのは腰壁と壁のツートン仕上げ。
腰壁のパネリングはプラスターボードにパネルモールを張って白く塗装する方法を使っています。
塗装が終わったところ。塗装は艶のない水性塗料を塗ってあります。
窓枠など手を触れる所に関してはやや艶のあるウレタン塗料を塗って汚れが付きにくいようにしてあります。
塗装が終わってから腰壁から上のクロスを貼ります。
地味なことですがここで注意するのはコンセントの位置です。いい加減にコンセントの位置を決めるとパネルモールと干渉してしまいます。
そこら辺を注意深く設計しながら現場を進めました。
このお家のワンちゃんがとても人懐っこくて、2階から現場に降りてきて私に遊んでよと迫ってきたり、職人さんの仕事ぶりを眺めたりしてました。かわいい~!
くすんだグリーンの無地のクロスをお客様が気に入って頂き、腰壁から上全面に貼りました。
またその壁と同系色のボーダーを天井際廻り子の下に廻しました。
照明器具はアイアン調のブラケット2灯・ペンダント2灯をメインで取り付けました。
これだけ数があると、天井ダウンライトはそれほど多くは必要ないと思い、リビングで2灯だけに抑えてあります。
明るすぎる天井照明がこのようなデザインの照明器具の良さを消してしまうことがあるので、その辺のバランスを考え明るすぎないようにしました。
照明は明るくするのは簡単ですが、逆に必要なところだけメリハリをつけて、どの照明が要らないかと削ることの方が難しいです。