画像

Blog

2022.11.6

築28年 医院併用住宅のリフォーム①

先日1年かけて打ち合わせと施工をしていたお家のお引き渡しが終りました。
お客様にも「思い通りのお家ができました!」と大変喜んでいただき、嬉しい限りです。

さてそんな中、並行して進んでいた工事があります。

築28年になるの輸入住宅のリフォームです。

 

 

こちらのおうちはノースウエストホームズと言う会社が作ったもので、私は以前その会社に勤めておりました。

残念ながらその会社は今は無いので、私のできる範囲でお客様のメンテナンスやリフォームをさせていただいております。

このお客様は家を建てた当時、1階は歯医者さん、2階が住居と言う医院併用住宅でした。

13年ほど前には屋根と外壁の塗り替えを弊社でさせていただきましたが、
数年前にお仕事をリタイアされ、「1階すべてを住居用にリフォームしたい」と言うお話を伺っておりました。

弊社の都合で大変お待たせしてしまいましたが、この度、工事に着手することになりました。

年内完成の予定です。

 


このおうちのリフォームのポイント

1.柱や間仕切りの少ない空間を生かし広々としたリビングダイニングを作り、ゆとりのある暮らしを手に入れる。

 

2.ドアや浴室・キッチンなど機器類に関しては輸入物ではなく、国内メーカーの機能的で使いやすいものを選ぶ。

 

3.今までなれ親しんできた輸入住宅のデザインは生かし、特にリビングダイニングに関しては今までやりたかった憧れのデザインを取り入れる。

 

4.奥様の生活とご主人の生活エリアを緩やかに分け、水廻りは共有のものとして使うプラン。

 

診療室

診療室(リフォーム前)

 

診療室(内装解体工事中)


 

ポイントに沿って順番にお話していきます。

1.柱や間仕切りの少ない空間を生かし広々としたリビングダイニングを作り、ゆとりのある暮らしを手に入れる。

元々診療室が間仕切りの少ない広い部屋でしたので、その利点を生かしてその部分をまるっとリビングダイニングにしました。

ちなみにこのお家は当時、アメリカから構造材からキッチンまで全てを輸入して作り、建築システムも規格・モジュールも全てアメリカ仕込みです。

 

構造は勿論ツーバイフォー

構造上の柱は無いのですが、耐力壁と呼ばれる構造上必要な壁があり、壁を撤去するような大きな間取り変更を行う場合は注意が必要です。

 

診療室 (内装解体後)

 

全体コストのこともあり、今回はできるだけ耐力壁に手を加えず、リフォームしたいと考えました。
そう思ってプランすると壁に関しては意外と大きな変更を加えずに用途変更をするだけで住みやすい空間がプラン出来ました。

 

●受付場所だったところをキッチンに

●レントゲン室だったところを浴室に

●洗濯室、洗浄室などバックヤードだったところを洗面脱衣室に。

●待合室につながる手洗いやトイレの部分はそのままトイレやミニキッチンに変更しました。

 

 

キッチンはもともとの水回りエリアから少し離れたところになりましたが、それ以外に関しては、北側に集中していた水回りエリアから大きく離れることなくプランできましたー。従って給排水工事等の施工面でも無駄が少なく合理的だと思います。

 

受付だったところ(リフォーム前)

 

受付・診療室(内装解体後)

 

レントゲン室を浴室にします。 床を落としてユニットバス用の配管を。 窓を新しく作るので壁に開口を作ってます。

 

以上、これから順を追ってご紹介させて頂きます。

ではまた!

FavoriteLoadingお気に入りに追加する

Search

お気に入りの記事

  • Your favorites will be here.

Categories

Tag cloud

Archives

ノエルハウスの住宅、 リノベーション
リフォーム等に興味のある方は、
なんでもお気軽に問い合わせください。

0587-57-9500
LINE Official account

お問い合わせの他、イベントや
お家づくりに役立つ情報などをお届けします。
ご登録はこちらから