今日はキッチン、リビングダイニングのリフォームに関してご紹介します。
こちらは元々二世帯住宅で親世帯がこの一階をダイニングキッチンとして使っていました。
そこを今回お客様のご意向で新しくキッチンを取り替えることになりました。
最初ついていたものは簡易的なキッチンで、奥行きが浅くカウンターの高さが低かったので、 今回はそれを解消したいとのことでした。
とはいっても現在の標準のもので その要望は叶います。
メーカーはクリナップさんでラクエラというシリーズ。
長さは元と同じ2 M 25 CM で設計しました。
化粧版は、 ダークな木目調にして現在のフローリングにできるだけ近いものを お選びいただきました。
今回他と違う特徴としては、お客様のご趣味の茶道で使う茶道具を納める水屋(棚)を特注で作ったこと。
それをシンクの前面の壁に取り付けることにしたのですが、そのレイアウトに関しては少し悩みました。
というのは今回吊戸棚に採用したのが、 楽な力で中の収納棚が目の前に降りてくる「ムーブダウン吊戸棚」というもの。
こちらの可動域と、水屋が干渉しないようにすること。
また、「混合水栓と水屋が近すぎて混合水栓のレバーが使いにくくないように」など 高さを 検証した上で水屋の 寸法を決めて発注しました。
お客様はこの和室に繋がるLDKのリフォームをすごく楽しみにしていらっしゃいました。
今回この場所はお茶会をするときには、皆様が集まる ゲストルームのようになります。
来客の方たちがあっと驚く魅せる部屋作りをお客様と共に目指しました。
勿論、クロス・照明カーテンなどインテリアも弊社の方で提案させて頂き、施工しました。
印象をガラッと変えるカーテンはツカサデザインコマースさんで 打ち合わせ現物を見ながら決めました。
コーディネーターさんの北川さんがお客様の要望を聞いて出されたカーテンを見た時、
お客様の目が輝きました!
私もそばで実際の生地を見て、
「良いもの」は実物を見た時、そして触ってみた時に本当に違うなと実感しました! 使っている糸の種類が多くしかも繊細な色使い。
カーテン生地の詳しいことはわかりませんが私も「お~~!」と声が出ました。
後日お客様の方でお気に入りのソファーを購入。ここぞと言う妥協のないインテリアになりました。
床下排水管の全面入替などこの工事に並行して大規模に修繕した部分もあります。
いくら見た目が綺麗になっても 給排水など根本的な設備がうまくいってなければ心配は尽きません。
今回は長年抱えていた給排水の問題と併せ、このようにガラッと見た目や使い勝手、 用途の変わる部分のリフォームも大規模に行いました。
だからこそ、これからは安心して、今まで見えなかった全く違った家の価値が見えてくると思います。
ショールームで打ち合わせしているときに、お客様が新築の時のように楽しくしていらっしゃるのが大変印象的でした。
そして、お客様も本当にこういう家がお好きなんだなぁ、と思いました。
元々が素敵なデザイン性の家なので、このように手を入れると本当にまた輝いてみえ、これからも大切に使っていただきたいという思いが私にも湧き上がってきます!
また一つ素敵なリフォームをさせていただきありがとうございました。
★この工事を行ったお客様からの声は→こちらから