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2018.6.9

築22年、ツーバイフォー輸入住宅のリフォーム

今年2月にご連絡頂き、現地調査をした上で、窓周りのコーキングや、バルコニーの防水メンテ、外壁の一部塗装、軒天や鼻隠しの塗装をさせていただきました。
本日すべてが完了し確認をお客様としました。

施工前

施工前〜勝手口の木製枠の傷み。取っ手の交換

タイルの割れ、脱落

完了後

よく、「外壁がタイルだからメンテナンスが要らないよね?」とおっしゃるお客様が見えますが、タイル自体に問題がなくても、窓周りのコーキングに寿命があります。 10年に1度は打ち替えたいところですが、なかなかそうもいかず、15年ぐらい経ってからのお話が多いです。それ以上経っている家だとかなり危険な状態の場合があります。
窓周りからの雨漏れは雨漏れの原因として最も多いものです。

窓周りは当初の施工がどのようにされたかでも違いが出ます。基本的にはコーキングが切れたからといって、 一次防水がされていれば、即問題が生じるわけではありませんが、一次側の窓周りの防水テープなどがしっかりなされていないと、コーキングが悪くなった途端に雨漏りする可能性もあります。

バルコニーの防水は早めの対処が肝要です。今回は表面のトップコートのみで撥水効果が復活しました。
早めのトップコートを処理しておけば費用も抑えられます。

屋根に関しては、足場を組んだ後に詳しく調査すると、いくつか不具合があったので追加で工事をしました。

釘が飛び出している。漆喰が劣化して落ちかかっている

平釘で止めてありパッキンもない。
頭が飛び出している。

黒い瓦に白い漆喰では目立つので、今回は黒い漆喰(南蛮) を使いました。
冠瓦ももともと高さが高すぎるので、低くしました。平板瓦にわざわざ目立つ白い漆喰を使う必要はないと思います。

パッキン付きのビスで固定。
袖瓦は横2本のみで固定してありましたが上部にもビスを打ち、ぐらつきを抑えました。

軒先の瓦には、穴を開け、1枚置きにビスで固定させ、風の吹き上げ時に瓦が捲れないような対処をしました。
軒先が原因で台風の時にめくれ上がるのをよく見ますが、これで安心です。

以上、屋根の改修工事が想定外で、当初より工事が遅れましたが、本格的な梅雨入りシーズン前に終わることができお客様も安心していらっしゃいました。
ありがとうございました。

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