地元にあって城内には入ったことが無かった犬山城に行って来ました。
最近、娘が城好きになって（歴女の入口ですか）思いつきで犬山城と言ったら喜んで付いて来ました。
犬山城は国宝の彦根城、姫路城、松本城と並ぶ四城のひとつ。
通好みのいい城だとは聞いてましたが。。。。

行ってみると、確かにいい！
あと、結構人が居てビックリ。
大きい城ではないけれど、（良く分らないけど感覚的に）均整のとれたいい城。近くで見ると、結構黒のウエイトが高く見えて、それが締まった感じでいい。
石垣の積み方が自然石を加工せずそのまま積み上げていて、それがワイルドでいい→野面積みというらしい。
石垣の表面が名古屋城みたいにツルっとしてません。

格好いいから写真をたくさん撮ってしまいましたが、上階から見た屋根はそのうちのひとつです。
木曽川が緩やかに流れています。

桃の形（だと思うが）をした瓦があって「かわいい」と娘がひとこと。。。

国宝四城のうち最も古い城らしいです。
小牧城も名古屋城も行きましたが、木造で今でも残っているこの犬山城が、やっぱり建築をしている自分にとっては一番感激しました。床はぎしぎし鳴るし・・・。
驚いたのは最上階（4階）の「高欄の間」。
四方に吹きさらしの回廊があって四方が展望できるのですが、欄干も意外と低いし、もちろん網もガラスも張ってなくて、スースーなのです。しかも床が少し外側へ傾いている。水掃けを良くするためでしょうが・・・。
180ｃｍの私には、少々怖い！
びくびくするけど、この開放感はたまりません。
行ってない人は一度行ってみる価値ありです！

帰りに土産物屋で「げんこつぼう」（スティック状のげんこつ）を買うのを忘れないで下さい（笑）