リフォームを始めて、1週間目に新しいシステムバスの据え付けが行われました。
このような浴室のリフォーム工事の場合、システムバスの据え付けまでが、大きな山場です。現場によっては、解体した後に既設建物の補修が必要な場合もあるため、日程に変動が出てくる可能性があります。
システムバスの据え付けが終わると、残り完成までが見えてきます。
システムバス据え付けの翌日8日目は、大工さんが入って、浴室に入るドアの周りの枠ケーシング、浴室と洗面室との間の壁の造作を行います。
システムバスの取り付けるときは、施工上開口を大きくしてあるので、取り付けが終わった後にシステムバスの開口に合わせて入り口を作るわけです。
前日に大工さんが取り付けたドア枠ケーシングに対して塗装を行います。
実は、大工さんが施工の時に化粧済の枠を使えば塗装を省くことができるのですが、輸入住宅の場合、他の部分が現場塗装の枠やケーシングなどデザインを考えて作ってあるので、浴室の枠も同じデザインに合わせておきたいと言う思いがあって、大抵の場合、塗装を挟んでおります。もちろん違和感が出ないように既設の現場の色に合わせて塗装をします。
最後は、内装屋さんが入って、洗面側の壁部分に新しいクロスを貼ります。
浴室と洗面を仕切る壁に関しては、浴室リフォームの場合は最低限ここの壁だけは内装のやりかえが必要になります。
お客様によっては、これを機に、洗面所のクロスや床のクッションフロアも張り替えというご要望をいただくこともあります。
大工さんと同じ日に、フレンチドアに網戸を新しく取り付けさせていただきました。
外開きのドアになるので、日本引き違いなどのように外側に網戸をつけることができず、部屋の内側にスライド式収納網戸を特注サイズで作り取り付けました。
やってみたら、大工さんの力を借りないとできない部分があり、一緒の日にまとめてお願いしていて、よかったと思いました。
今回は8日目から10日までを短くまとめてご紹介しました。
あと、1日、最後に電気屋さんが換気扇や照明スイッチ、リモコン等の接続を行い、全体の試運転をしたら完了になります。