今週の月曜日から始まった浴室のリフォーム工事。
本日は4日目の土間コンクリート打設工事です。
解体工事に2日かかり、3日目に電気工事と給排水工事を行いました。
⚫️電気工事でやる事は、
暖房換気扇用に200V専用配線分電盤からお風呂まで持ってくること。換気扇用のダクトを設置して、新たに外壁に穴を開け、外部フードを取り付けること。古い照明器具の配線を延長して、新しい照明器具として配線し直すこと。
⚫️給排水工事でやる事は、
給水を1つ、給湯を1つ新しいユニットバス用に配管すること。また排水を1つ設置すること。給排水は今まで浴室で使っていた給排水を利用しながらまとめたり、つなぎ直したりして、新たに立ち上げます。
電気と給排水工事は予定通り1日で終わり、
本日は、左官屋さんを呼んで、ユニットバスの基礎となる土間コンクリートを打って貰いました。
この時、監督である私が注意しているのは、土間の高さや、洗面所の床とのつながりをどのようにするか?
特に、土間の高さに関しては、「基礎よりも上には打たない」と、言うことを大原則にします。
と言うのは、在来型の浴室の場合、基礎より上に土を入れ、土間を打ってその上にタイルを貼ったり、浴槽を据え付けますが、そのことが原因で、使用しているうちに建物の構造部分が湿って腐ってしまったり、時にはシロアリが入って食害に合ったりということがあるからです。
このようなリスクを考えて、施工時に、最初からきっちりと防水工事を行っている場合は、解体してみてもそんなことは起きてないのですが。
※今回のおうちの場合は、そのようなことは起きていませんでした。
何度もこのような工事を行っているので、経験は生きてきますが、ただ、リフォームの場合、毎回相手の建築が同じとは限らないので、その都度、新しいことに取り組むつもりで念には念を入れます。
職人さんに確認したり、自分でスケッチを描き直したりして「これで間違いない」というところまで考えておきます。
今日も朝、職人と現場に立ち会って、高さに関して微調整をしました。
決めたことをすぐにユニットバス屋さんに伝達し、部品を変えてもらいました。
本日予定通り土間コンを終えることができましたので、明日大工さんを迎え入れて、窓の取り替え等の工事を進めます。