輸入住宅は軒の出が小さいこと特長です。
理由はデザイン的な要素なのですが、今頃のように雨が多い季節になると、壁面が雨でべたべたに濡れることが在来の日本家屋に比べると多くなります。
T様邸では屋根の軒の出がほとんど無いので、壁面を伝わった雨が1Fの掃き出し上部にまともに当たり、窓ガラス表面を伝わって、敷居のところのバシャバシャと当たる状況でした。
その為か、メンテナンスに入って掃き出し窓をひっくり返すと、窓の枠が腐っていました。
5月の室内工事の際に腐った枠の補修は完了してスムーズに掃き出しが開け閉め出来る様になったのですが、今後このように少しでもならない様に工夫しました。
ステンレス製の庇を特注製作し、掃き出しの上部に取り付けることにしました。これで壁面に伝わる雨を少しでも避けたいというねらいです。
玄関正面等にはデザイン上似合わないかもしれませんが、目立つ部分ではないので、お客さんとお話しして機能重視で値打ちなものにしました。1業種で済んでしまいますので・・2時間で取り付け出来ます。その都度大きさで価格は変わりますが、今回は長さ2800*出巾200で60,000円(取付共)で出来ました。