室内の壁天井にプラスターボードを貼り終えた後、まず床貼りが始まります。
床が出来てからその上にドア枠を乗せるのが原則です。
私達がその際に知りたいのは床の厚み。床全部を同じもので仕上げるならその必要はありませんが、床を用途に応じて変える場合には仕上がりの段差を極力減らすために各部屋間の床の厚みの差を解消する調整合板を貼ります。
「えっ、この段階で床が決まってないといけないの⁉︎」と思う方が多いと思います。
壁や天井クロスや色とのバランスもあるし、今はまだ決められない、と言う気持ちも分かります。
でも、決めてください(笑)
決まっていれば、基本バリアフリーになるよう、こちらで計算して合わせることが出来ますし、厚みだけで無くて、色も決まっていた方が床見切りの色を決めやすくなります。
そう、思ってるより早く決めないとダメなんです。
現場って目に見えてることはほぼ2ヶ月前くらいから準備段取りしてあったこと。
その準備の連続なんです。
現場が始まってから決めればいいや、と思ってるうち、意外にたったたったと進んでしまいます。
大変ですが、早め早めが良い仕上がりと無駄の無い現場を生み、きっと最後は満足いく家になると思います。
勿論、決めて頂けるようナビゲートする私たちの力にもかかっています。
意外に忘れがちなのが、玄関框。
フローリングなど床に絡む部分なので形状、素材、色、納まり、など吟味して決めて発注していきます。