前回のブログでは、
プロセス①(=ご相談から請負契約まで)で大切な事
それは「気に入ったプラン」と「コストプラン」をバランス良く進める事と書きました。
そして、そのお話合いがスムースに進むよう、弊社が心がけている二つの工夫に関してご説明しました。
今回は弊社が請負契約までの間に設けている「設計契約」に関してのご説明をします。
弊社では、ご契約まで安心して進めていけるよう「設計契約」という節目を設けています。
建築請負契約と言うと何千万という金額の一生の買い物を、ほぼ初めて出会う会社と契約することになり、大きな決心が要りますよね。
「設計契約」はその前にひとつステップを踏む感じになります。
ここでの大きな意味・・・・
それは家づくりのパートナー(=住宅会社)を決める段階と言ってもいいでしょう。
設計契約を取り交わす会社では、ここから有料になる場合が多いと思います。
・それまでに出されたプラン・仕様・概算予算 にほぼ納得した(70~80%)
・住宅会社の 対応や実績・評判から「ここに頼みたい」と思い決心した。
これ以降はさらに一歩踏み込んで建築請負契約に向けた設計を進めていきます。
ショールームに行って、コーディネーターと設備や仕上げを選んだり、より細かい図面を作成し、家全体を見える形で具体化していきます。
万が一、この段階で やはりこの会社を辞めておこうと 思ったとしてもまだ請負契約はしていないので、 大きな痛手はありません。注文住宅にこだわる方なら設計契約を踏む会社の方が安心かも知れません。
そして、設計契約後、打ち合わせを重ね詳細設計・仕様・詳細見積にご納得できたら
ここまでがプロセス①(ご相談から建築請負契約までの流れ)になります。
どうでしょうか?
結構なボリュームがあると 感じられた方が多いと思います。
ここまでどれぐらいの時間が必要かと言うと、
短い方で約4か月ぐらいです。
長い方で1年近くかかった方もみえます。
しかし、ここが一番大切な時です。
「間取り」は後から容易に変えられません。
「仕上げ」は契約後からでも変えられます。居住後のリフォームでやり替えることもあります。「設備」にしても、技術革新により今後もまだ進化していきそうですし、実用耐用年数もあり、将来的に変えていくものです。
でも、間取りはそうはいきません。
間取り如何でその後の構造・動線・利便性・住み心地・コストまで大きく変わって来ます。
全てが間取りからスタートし、それがベースとなり次の工程に進みます。
だから、’ここが一番大切!’とタイトルを書きました。
お客様にとっても、相談から始まるこの段階は家づくりの初っ端で 分からないことが多く、不安や迷いを感じることもあるでしょう。
でも、自分たちの理想のお家を作ること自体はとても楽しいことです。
家を考え、作る過程自体が後から振り返れば家族の大切な思い出でもあります。
自由なプラン、自由な仕様など選べる範囲が広い分、「注文住宅」は考えることや悩むことも多いですが、必ず後になって返って来ます。
お客様ひとりひとりに寄り添いきめ細やかにフォロー出来るのが、小さな住宅会社の大手には無いメリットです。弊社は「作って良かった!」と最後に喜んで頂けるよう全力でサポートします。
他の仕事でもどんな場合でもそうだと思いますが、
「お施主様と住宅会社との互いの信頼と協力関係」が築けるかが、打合せや工事をスムースに進められるも最も大切な要素でもあります。
今回ご説明したプロセス①( 相談から建築請負契約まで)を通じて、きっと住宅会社の姿勢や考え方が分かると思います。ご自分の家づくりのスタイルとの相性も、その過程で見えてくると思います。
是非、一生に一度の家づくりを任せられる最適のパートナーを見つけて頂き、
素敵な家づくりをご自分の手で叶えて下さい!