昨日、天候があまりすぐれない中、なんとか外壁・屋根に足場を組みました。
今日から、白蟻被害部分の解体を再開しました。
前回は初回調査のための一部解体で、今日からは本格的に被害の全容を掴みながら修理を始める段階です。
ドライバーが手の力でグサッと差し込めるような状態に窓上部の梁(マグサ)が食害にあっています。外壁から釘が打ってあるのですが、簡単に梁が除去できてしまいます。
白蟻は窓に向かって右側から上っていると思っていたのですが、解体すると左からも上っている跡がありました。
これが向かって左下部の状態。
食われて床に穴が開いてます。地面からこの穴の辺りから上りフローリング一枚を食い、柱を伝わって上部へ移動したと思われます。
こちらが右下部。
こちらからも上り、柱を伝わって梁部分まで蟻道があります。
手配してあった構造材(梁・柱・合板)が届きました。
明日以降、この梁を新しい物に差し替えるという工事があります。
お客さん曰く、「ここで何匹の白蟻がいたんですかねぇ?」
「想像しない方がいいです」とお答えしました。
通常ここまでになるのに3〜5年活動を続けていたと思います。