塗装工事も佳境に差し掛かり、現場を見に行った。
今日はみんな総出で仕上げを急ピッチで進めている。
写真はサンディングシーラーを塗った枠にペーパー掛けをしたところ。
?着色→?サンディングシーラー(1回ないし、2回)と来て、?ペーパー掛けをする工程です。
サンディングシーラーとは最終のクリアー塗装が染み込まない様に木の表面に膜を張らせるような役割の物です。これが無いと、染み込みムラが出来て綺麗に仕上がらない。
毛羽立った木地をここで丹念にペーパー掛けする。
ここから、クリアーを掛けることで、木の表面にヌメっとした膜が出来て何とも上品な手触りとなる。
ペーパー掛けの後は白く粉を吹いたような感じで大丈夫か?と思うような色だが、これにクリアーを掛けると、木に命が宿る。(オーバーか(笑))大工さんが加工して付けた段階からは、でも確かに1ランクも2ランクも価値が上がって来る。
私も昔はプラモデルが好きで、スーパーカーや戦車に塗料を吹き付けて仕上げていたが、あの時に感じた何か別物に変身するかのような感動がここにある。
きっと、塗装屋が現場で気持ちいい瞬間ってこういう時じゃないかな?
階段の手摺。
これは仕上がっている。
わかりますか?この感じ。
触って見ればわかりますよ!