基礎工事が完了しました。
振り返ってご紹介します。
防湿フィルムは土からの湿気を防止するための物。土を掘ったら全体に敷き込みます。外周部には捨てコンを打って墨出しの準備
配筋は最も大事な工程です。コンクリートの圧縮強度と鉄筋の引っ張り強度、互いの良いところを出し合ってしっかりとした基礎となります。
ベースコンクリートを打設したところ。
この後、養生期間を経て、引き続き立ち上がり部のコンクリートを打ちます。
配筋時にはJIO(日本住宅保証検査機構)の検査員により図面通りに工事が出来ているか、第三者の目でしっかりチェックされます。これが合格しないと工務店がお客様に対し10年間義務付けられている瑕疵担保保証の保険に入ることができません。
枠を外して、基礎工事が終了しました。
基礎工事は標準的な建物で大体3週間位を見込んで計画を立てています。
正味そこまでかかりませんが、天候の事や、コンクリートの養生期間等が必要ですので、余裕を持った工程を組むようにしています。今回もほとんど予定どおりに進めることができました。
綺麗に掃除をしたら、まずはひと安心です。
実はお隣で、某有名メーカーのSWHさんも新築工事をやっていらっしゃいます。
工事中に仲良くなった隣のベテラン大工さんに、昨夜も現場で会いました。
「どうしたのこんな遅くに来て」と声をかけられ、
「そういう大工さんも遅いじゃないですか?(笑)」
なんて会話をした後に、
フェンス越しに
「きれいに基礎工事やってあるね。現場でも見てたけど、仕事丁寧にやって見えたわ」
と言ってくださいました。
プロでも、特に大工さんに褒められると嬉しいもんです。
どの工事でもそうですが、後に入った職人さんがその前の工事の出来栄えを1番よく知っています。
毎回気持ちよく次の職人さんに現場を渡していけるよう、今後も現場を仕切ってきたいと思います。