内部造作が山場を迎えております。
床はフローリング貼り。そして、ドアの取付。
人の顔で言ったら、目や鼻が出来てくる感じっていうのかな。
今までは、背が高い感じ?とか、女の人かな?という全体像だったが、どんな表情の人かがだんだんわかって来て、本当にたったひとつのここだけにしかない家になります。
元々この家にはドアがそれほど多くはありません。
将来子供室の予定の部屋なんかはクローゼットのドアがありません。オープンにして使ってもなんら問題はないからそうしました。もちろん予算上のこともあります。
でもすべて終わらなくていいと思います。建物引き渡しはひとつの節目なだけ。いつまでも家は作り続けていくもんなんです。
有形無形問わず、施主さんの手に渡ってから・・・。
でも、付けるドアは一生物。
ずっと親しんでドアに触れてもらいたいので、ドアは最優先で木製にしてます。他を削ってでも・・・・。
たとえばクローゼットのドアを無理に付けてドアを張物にするぐらいなら、クローゼットのドアを止めて、付けるドアは木にするという気持ちです。
明日はこのドアに塗る色をお施主さんと決めます。