今日はいよいよ上棟し上棟式と上棟打ち合わせを行いました。
午前に玄関ドアも届き、家の顔が引き締まりました。
2月に施主さんと出会い、土地からプランから本当にゼロからのスタートでここまで来ました。
後からお客さんに、「2階の主寝室から外を眺めた時に一家の主になれたんだなぁ!と実感しました。」と言葉をもらいました。家を持つその素直な感動を言葉にしてもらって、私も(自分の家の時もそうであったように)初心に帰った気がしました。
窓の大きさ、レイアウト、、、図面段階では色々悩みましたが、まずまずいいバランスになったのでは?と家の中、外をぐるぐる徘徊して思いました。全てがオーダーなので、100%満足ということは無いです。出来てから思いつくこともあるし、自分のところで設計しているので自由度が高く、それが面白いところです。あまり工事が非効率になるほど変更を加えてはいけませんが、工事に間に合うように柔軟に考えを微修正していくことは前向きでいいのではないですかね?
よく、図面ができたら現場で気づいたアイデアがあっても一切変更せず、とにかく図面通りに、という会社もあるこ聞くが、それでは想像力に蓋をするようなもの。きちんとルールは作るが、何かいいアイデアがあれば、大工だろうが施主さんだろうが、まず耳を傾けて土俵に乗せる・・でベターな答えを出す。その位の余裕がある現場にはしたいと思ってます。
私の提案で(思いつきですが)上棟は仕出しでなくてもPIZZAなどでいいのではないですか?とお薦めしてPIZZAになりました。ちょっと奇抜だったかも知れませんが、いいえ、形式には囚われず、こじんまりと、でも心のこもったいい上棟でした。
「私らしい等身大の家づくり」大切なことは外さず、スタイルは自分流に様々に・・・これからはそういう家づくりが主流になるのではないでしょうか?