久々投稿になります。
お気づきかと思いますが(笑)現場が忙しくなると、現場監督でもある私はブログが少々遅れ気味になります。
さて、現在現場は今、気が付けば造作工事真っ只中です。
今回は上棟後、造作に入るところまでをご紹介します。
上棟後、行う電気配線、窓の取付や断熱は家の性能や耐久性を左右する大変大事な期間になります。
屋根はアスファルトシングル オークリッジプロを、外壁にはよろい張り調のサイディング。
屋根の色は今回初めて使ったテラコッタ色。外壁のベージュ色とのバランスも良くかわいい外観です。
ぱっと見は目立たない話ですが、屋根のトップに少し隙間があるのがわかりますか?
これを棟換気といいます。
外壁や軒裏から入った空気が屋根裏の通気層を通ってここから抜けるようになっています。
このような通気を断熱に合わせ作ってあげると結露の防止につながります。
この屋根材の良い所の1つに、そういった機能などをあまり感じさせないように同じ屋根材で棟換気をカバーして目立たないようにしているところ。
あくまで家全体のデザインを重視しているところが好きです。
上棟式の後、電気配線を行い、外壁部分と屋根裏に吹き付け断熱を行いました。
ノエルハウスではほとんどの家で「外壁部分」と「屋根裏部分」に吹付断熱を行い、家全体をすっぽりと断熱層で包みます。
水道配管や電気配線で生じた壁の隙間や、躯体パネル同士の隙間など隅々まで充填できる吹き付け断熱。
人がカットして壁にはめ込むロール状の断熱材より現場ごとの品質にばらつきがなく安心して行える工法です。
初期コストはかかりますが、長い目で見て、光熱費の削減や快適性を維持できるので、お勧めしております。
窓は国内最高レベルの断熱性を誇る樹脂窓YKK APダブリュー330、アルゴンガス入り遮熱ペアガラスを採用。
これらにより弊社ノエルハウスの建物は現在、国の定める省エネ基準の最高等級、断熱等性能等級5(ZEH基準)を超える性能を実現しています。