名古屋市守山区でお盆前から着手していたお家が、12月頭に完成し、無事お引渡しをさせて頂きました。
35年経ったお家の全面リフォームという今までで最も大規模な住宅リフォーム(リノベーション)でしたが、予定通り年内に完成することが出来、安心しています。
お引越しから2週間になる本日ご挨拶にお伺いすると、新しく表地を貼り直したソファやテレビボードなどが設置され、リビングらしくなっていました。
とても寒くなってきたこの数日ですが、家の保温性が高くて、一度温めた部屋から外出して帰ってくるとまだまだほんのり暖かく、快適ですと喜んでいらっしゃいました。
今日はBefore→Afterを交えてアップします。
上は施工前の写真。外壁はモルタルで1階と2階の間に躯体の出っ張りを意図的に作りデザインのアクセントになっていました。三井ホームさんの設計施工です。
建築当時まだツーバイフォー工法が導入され始めた頃で事例が少なかったと思いますが、デザイン的にも色々と工夫されていたと思われます。
今回は躯体で出っ張りを付けることは止め、幕板モールを後付けすることにしました。
下は完成後です。
樋の前に板を付けて樋が見えないようにこだわって作ってらっしゃったのですが、施工前はその板が朽ちて落ちてしまってました。玄関の位置も今回のプラン変更に伴い変わっています。開口部の位置は変えにくいので、窓は原則同等か、やや小さくなっています。玄関屋根と干渉しますし、今後防水も心配なので、フラワーバルコニー(小さなバルコニー)も撤去しました。
屋根の上のドーマーも撤去し、屋根はROMANという金属屋根に葺き替えています。
外形に変更は少ない中、北面だけは下屋を境界内ギリギリまで精一杯伸ばし、物干し場所として、少々の雨では濡れない場所が出来ました。
窓は樹脂製、LOW-Eペアガラスに変更。アルミ窓シングルガラスからの違いは歴然としています。断熱材はアイシネン吹付。今まで断熱材が入ってなかった床下にもアイシネンを吹き付けています。今までの冬の底冷えと今回との違いをまたこれから実感して頂き、またあらためてお話も聞かせて頂きたいと思います。
床のカーペットもふわふわで気持ち良かったです。
以前のホビールームが新しい作業部屋として生まれ変わりました。