皆さんこんにちは。 しばらく現場の管理に集中していて暫くアップしてませんでした。
今回は久々のブログとなります。
最近はコロナで「お家時間」が増えた影響か、弊社でも昨年から家の中のリフォームのご相談をいただくことが多くなりました。
今回は、昨年行なった輸入住宅のキッチンリフォームのご紹介をします。
メーカーのキッチンを入れるだけでは少し物足りないので今回もノエルハウスならではのひと工夫を取り入れてみました。
キッチンリフォームを考えている方の参考にしていただければと思います。
今回の工事を振り返り、以下の項目に分けてお話ししていきたいと思います。
リフォームでは大きく分けて二つの方向性があると思います。
一つは、
「現在あるものを見直してすべて新しい価値に置き換えてしまう場合」
もう一つは、
「現在気に入っている点を活かしながら不満や悩んでいる部分を改善する場合」
今回の場合は後者に当たると私は思いました。
所謂ダイニングキッチンで、壁際に一直線にキッチンが配置されており、その前に大きなダイニングテーブルが置かれています。
お客様に話を聞くとダイニングテーブルが新築当初より家族団らんの中心であり、皆さんが様々に使う場所となってます。
私も打ち合わせの際はこのテーブルにつかせてもらい一緒に話をさせて頂いています。
オープン型のキッチンがいいのは食事は基よりそのように気軽に家族が集まれることです。
実は私、竹本の自邸もこのような形に近いです。子供部屋はありますが、 未だに勉強も時折ダイニングテーブルに来てやっていることがあります。
親との雑談や気軽に勉強の相談も出来たりして、部屋で集中するのも良いですが、時折気分を変えられるこういう場所も必要ですよね~
さてここからは今回のリフォームで改善する点になります。
ダイニングテーブルは気軽に集まれる反面、どうしても色々なものがここにも集まってくることになります。
食卓で使うものや 新聞、学校でもらってくる資料、 携帯電話や その充電コーナーなど。 どうしてもこういうものが目立ってしまいます。
このおうちでもテーブルのそばに置いておきたいコーヒー、砂糖、スプーンや乾物類の収納や分別ゴミの置き場にも困っていらっしゃいました。
また、調理用家電のレイアウトにも少し問題がありました。 家電がキッチンの奥の方にあるので、 人が重なるとやりにくい。 今回はもう少し表に出して皆が使いやすくしたいとのことでした。
それから開き扉の吊戸棚があるのですが、高さがあり出し入れがやはり大変。
お嬢様もキッチンに立たれることがあるのですが、吊戸棚をつけるのであれば昇降式のものにして楽に使えるものにしたいと。
キッチン自体は長さ3 M を超える結構大きなタイプなのですが、カウンターの上に置いてあるものが多く、調理の作業性を考えるともったいない気がしました。
キッチン自体をもっと機能的なものに変え、納めるべきところに納めれば、きっともっとカウンターが広く使えると思いました。
引き出しをメインとしたシステムキッチンを組み合わせて、今まで食器棚家具に入れていた食器類を引き出しの中に整理してまとめられるようにしました。 食器棚に食器を取りに行く手間が省け調理してからすぐに配膳が可能になりました。
メーカーのキッチンは長さの基準があるため、残った部分には造作家具を設計し、メーカーキッチンと繋がって有機的に使えるようにしました。
使いやすいようにキッチンの高さにカウンターはぴったり合わせ、
持っていらっしゃる家電に合わせてカウンターの奥行きや幅を決めていきました。
ゴミ置き場にも困っていたので現在のごみ容器に合わせて配置も決めました。
次回はポイントの2番目~お客様の現在お気に入りの家のイメージに合わせられるように色にこだわる。
からご紹介させて頂きます。ありがとうございました。