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2021.9.8

ハワイスタイルの家-リノベーション① お客様がやろうと思ったきっかけ

~在来工法から輸入スタイルへ~

7月の頭から四日市で在来工法の築21年のおうちを、お客様のお好きなスタイル:ハワイスタイルの お家にリノベーションしています。

現在は足場も取れて残りウッドデッキを作るばかりになりました。 これからのシリーズはこのお家のリノベーションに関して、ご相談を頂いてから今までの流れを時系列順にお伝えして行きます。

 

 

在来工法の一般的なお家が どのようにして輸入スタイルのお家に変わったか?

私も ツーバイフォーからツーバイフォーへの工事はあっても在来工法から大きくリノベーションすることはあまりないので、どのようになるか、ワクワク楽しみながら進めさせていただきました。

このシリーズは以下の項目に分けて順にご紹介させていただきます。 

 

1.お客様がこのリノベーションをやろうと思ったきっかけ

2.お客様のご要望とご提案

3.見積提案のポイント

4.建材選びに迷った時のヒント 

5.ハワイスタイル・カリフォルニアスタイルのデザイン要素

6.工事着工後、発覚した家の問題点

7.外壁リフォームの工事中に注意すること~ 現場の経験から

8.家の作り方~ お客様とともに作る

9.出会いから完成までの日数

10.出来上がったお家

 


1.お客様がこのリノベーションをやろうと思ったきっかけ

 

「築21年経ち家の総合的なリフォームが必要な時期に来ていた。

やるならハワイスタイルの家に仕上げたい。」

 

今回のお客様S様は弊社をインターネットで「ラップサイディングのお家」と言う検索をして見つけていただいたそうです。

漠然と輸入住宅風にリフォームしたいと考えていたところ、自分が好きなハワイの家の写真を見た時に軒が深いことに気づき、在来工法の家は軒が深いのでこのスタイルならリフォームしても近い形になるのではないかと、 奥様がひらめきました。

 

Honolulu Monsarrat Ave Photo by K.Takemoto

 

Honolulu Monsarrat Ave Photo by K.Takemoto

 

Honolulu Monsarrat Ave Photo by K.Takemoto

 

そしてそのハワイのおうちにラップサイディングが多く使われており、そこで検索をしていて、弊社ノエルハウスの施工例を見つけて頂きました。

 

確かに弊社ではラップサイディングのおうちを数多く手がけています。古いものでは築30年以上のラップサイディングの家のリニューアルから、最新の新築まで多くの輸入住宅にラップサイディングを採用している 実績があります。

 

築33年、昨年、弊社がリフォームしたラップサイディング輸入住宅

 

ラップサイディングは海外でも伝統的な工法で、 北米の輸入住宅ではシンボルのような存在です。 最近ではカリフォルニアスタイルと 行った方が若い人には馴染みやすいかもしれません。

ラップサイディングを外壁に使い、例えば建物の形をシンメトリーに作って、窓のサイズも揃えて格式高い形にすることも出来ますし、カバードポーチなどをあしらってウッドデッキを作り、南国や海を感じるようなカジュアルスタイルに仕上げることもできます。

 

ジョージアンスタイルのラップサイディング輸入住宅(ノエルハウス)

 

また、’ラップサイディング’は日本の雨の多い気候にもとても適しております。日本では’下見板張り’と言いますが、板を下から順番に斜めに重ねながら貼っていく工法で雨水が外壁を自然に外側へ向かって流れるため雨仕舞いが良く、実際ラップサイディングで雨漏れになった例は少ないです。

 

そういったご縁でこの度 S 様のお家の リフォームのご提案をさせていただくことになりました。

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