若いご夫婦、お2人の趣味は「音楽」と「本」と「植物」
憧れの新しい家にはそれを心行くまで愉しむ空間を作ります。
音楽を聴くのも作るのも鑑賞するのも好きなご主人のための専用の部屋があります!
家を趣味を妥協無く楽しむためのこだわりの空間になりそうです。CDやLP、ビデオ、本のコレクションを出来るだけ沢山収納したいということで、壁面を壁から天井まで目一杯利用した棚を計画しています。
「ここにプロジェクターの画像を映したい!」
「ここにはCD、ここは本、ここは音楽製作の場所・・・・」
「ここにはこんなサイズのソファを置いて・・・」
など、具体的に空間の使い方をお客様自身が頭に描いて相談に来られます。
考えないといけない事は多く打ち合わせに時間はかかりますが、お客様と叶えたい目標がはっきりしているので、内容が建設的で楽しいです!
そして、リビングダイニングのイメージは「昭和レトロな喫茶店」
横文字の「カフェ」ではないところがお2人のこだわりの1つです!
うちの娘も最近よく昭和レトロ喫茶店巡りをしています。
私たちがカフェカフェと言っている間に若い人たちはさらに先を行っていますね。
というか時代が巡っていると言う感じです。
これを機に昭和レトロな喫茶店も見ておこうと思って私も娘に聞いた情報から喫茶店巡りをしたりしました。
それは実は昭和世代の私が若い頃に行っていたそこら中にあったあの喫茶店なんですけどね(笑)
もちろんスタバなどない頃の話です。
話が少し脱線しました。
リビングダイニングには腰壁を貼ったり、レトロな照明器具や特注で家具工房に製作をお願いしているテーブルを置いて、落ち着く空間になります。
ダイニングテーブルとは別に、キッチンの対面部分にバーカウンターを設けて、軽い食事を取ったりお酒を飲んだりしてまったりできる、まるでお店のようなちょっと非日常なカッコいい空間を作ります。
最初の打ち合わせから一番時間をかけているのはここだと思います(笑)
お酒を収めるボトルラック、ブラックウォルナットの無垢板を使ったワイルドなカウンター、素材をより際立たせ、おしゃれ感を演出する間接照明。
作る前から楽しみな造作や仕掛けがいっぱいです。
洗面台を既製品ではなく造作で作りたいと言うのも当初から持っていたご要望でした。
好きなタイルを洗面台の上に貼ること、
好きなサイズで鏡を作り木製の額縁をつけること、
それに合う照明をつけること。
インスタなどSNSでも造作の洗面台の施工例はたくさん探せるので、その中からこんな感じにしたいと言う具体的な写真を見せていただきました。
当初は引き出しをつけてその中にドライヤーをしまうなど様々なご要望がありましたが、引き出しは予算的にも高くなります。
最終的にはオープン棚を洗面ボウル下に付け、ドライヤー用コンセントを棚の中の目立たないところに仕込むことになりました。
以上ざっと思いつくままこの家の魅力を語りました。
他にもこだわりがたくさん詰まった23坪の平屋作り。
今年前半は36坪のやはり平屋造りを江南市に作りましたが、今回も個性豊かな世界に1つだけの平屋をつくります。
お楽しみに〜!