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2024.5.19

輸入住宅リフォーム成功の秘訣と魅力を解説~築28年①屋根編

はじめに

 

 

この住宅は28年前、大手ハウスメーカーの住友不動産ホーム(株)によって建てられました。

当時、国内で輸入住宅の導入が本格化する中、立ち上がった輸入住宅ブランドで、アメリカンコンフォートと言うシリーズになります。

 

実は、この家は6年前に同じ敷地内にて弊社が建てたお客様のお母様の住宅です。その家は、外壁のブルーが印象的な本格的ジョージアン様式の輸入住宅で、ホームページでも紹介される弊社の代表的な施工例となっています。

 

 

同じ敷地内に2つの輸入住宅が立っている光景は圧巻で、門構えからアプローチ、お庭も手入れが行き届いており、このエリアだけ別世界のようです。ここだけがまるでアメリカ村のように、2棟の相乗効果で大変美しい景観を保っています。

今回、奥に立つお母様の住宅をリニューアルするという相談を受け、さらに美しい景観になることを期待しながら打ち合わせを行いました。

 

 

主な工事内容は以下のとおりです。

 

屋根の葺き替え

煙突補修工事

外壁の塗装

 

さらに、これに併せ玄関ドアの交換も行いました。

これから数回のブログに分けて詳しく各工事について説明していきます。

 

今回は屋根の葺き替えについて取り上げます。

 

 


 

屋根の葺き替え

以前も触れたことがある屋根のリフォームには、スレート系の屋根に関して大きく分けて以下の3つの方法が挙げられます。

 

1.塗装工事

2.葺き替え工事

3.カバー工法

 

それぞれの方法は、家の状況やお客様のご予算、ご要望によって選択されます。しかし、1.塗装工事では効果が限定的な場合もあります。下地が劣化している場合、塗装が意味を持たないことがあります。

 

 

塗装の下地が露出し劣化が進んでいると、良質な材料を使っても、下地から剥れてくるため効果が出ません。これは、塗装時期が遅かったり、前の工事が良くなかった場合に起こります。

 

今回の事例では、特に屋根の北面が劣化していました。足場を組む前に調査した段階で劣化が進んでいることがわかりました。

そのため、お客様と3.葺き替えを前提に話を進めました。

 

 

実際に工事を行うと、解体時に屋根が非常に痛んでいることが分かりました。2.カバー工法と違い、3.葺き替え工事では野地板まで確認できるので安心です。

 

幸いにも、野地板に問題のある場所はありませんでした。

この家の屋根はシンプルな切妻形状でリスクも少ないと思われましたが、煙突の状態が良くないことが予想されていました。

 

 

葺き替え工事では根本的に直すことができるため、安心できます。

今回の工事の施工前、施工中、施工後の写真は以下のとおりです。

 

 

屋根 施工前

 

屋根 解体後

 

屋根 ルーフィング施工中

 

使用した屋根材は、オークリッジプロのグラスファイバーシングルです。お客様が外壁を濃いめのグリーンで考えていたため、グレー色をお勧めしました。また、外壁のコーナーストーンもグレー調なので、全体的にシックな仕上がりになると想定して選択しました。

 

 

屋根 施工前

 

屋根 施工後

 

仕上がりを見ると、予想通りの良い感じになっていると思います。

 

施工前

 

施工後

 


 

弊社では、お客様のご要望に柔軟に対応し、安心と信頼の施工を提供しています。豊富な経験と実績を持つスタッフが、リフォームやリノベーションのお手伝いをさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。

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