基礎工事が終わった後、大工さんが入っていよいよ建物の形を作って行きますが、それまでの間に先行してやることがあります。
それは水道屋さんが行う給排水工事です。
大工さんが 1階の床を伏せてしまうと床下の配管をやることが困難になるので、先に配管を行います。また外廻りに 関しても足場を組む前に大方配管を済ましてしまいます。
末端までの配管はまだ行いませんが、どんな住宅設備を入れるかを想定して近くに配管を持って行きます。
ですのでこの時点でどのような住宅設備を入れるか当然決まってないとその近くに配管を持って行くことができません。
また外廻りに関しても同様で、どの辺りに竪樋が降りてくるか?とか、どこにウッドデッキができるか?とか、階段がどこにあるか?地盤の高さがどこになるか?など外構に関してもおおよそわかっていないと工事ができません。
意外とこの住宅設備の決定に時間がかかるので、設計の当初の段階で早めにショールームに行くなどして専門家とも相談して早めに決める必要があります。
そう、意外と給排水工事が始まるのは早いのです!
もちろんこの時点で確認申請が下りてからすぐに給水の引き込み申請もしていますので、どこに水道メーターをつけるか?またどこを最終排水枡にするか?なども決まってなければいけません。
目には見えていないところの先の段取りをするのが、どんな仕事でもそうだと思いますが一番大事です。
よく「段取り8割」という仕事を聞きますが、昨日ある人に聞いた話ではいや「段取り9割です!」とおっしゃってました(^^)/
本日はその配管が終わったので現場をチェックしてきました。 そして写真記録をたくさん撮っておきました。 後からこれが役に立つことが多いので、撮りすぎというぐらいたくさん撮ります。なくて困ることがあっても、撮りすぎて困ることはありません(笑)
明日からいよいよ土台が現場に持ち込まれて大工さんが土台工事を始めていきます。
床下断熱も仕込まれていきます。
これからこの上に建物が立ち上がっていくのを楽しみに 現場を離れました。