外壁のモルタル下地が完了しました。
下地というのは、これを下地にして、さらにここからカラーの入った別の塗り材で仕上げていくから。
この下地が大事になります。下地になるところこそ大事だとノエルハウスでは考えております。
左官屋さんともコミュニケーションは欠かせません。
この外壁左官下地は材料供給から施工まで一貫して同じ会社さんにお願いしております。
材料を熟知し、適した工法を習得した方でないとこの工事は出来ません。
この会社にはそれを習得した何十組もの左官屋グループが協力しております。
今回来て頂いた業者さんとお話をすると、長崎の島原生まれの方でした。
どうりで、さっきから聞こえてくる職人さん同士の会話に特徴があると思った。
私の父も長崎の五島生まれなので、そのお話をすると意気投合しました。
で・・・何度かお顔を見ながら話しするうち、何か長崎の叔父さんに似た人がいるように思えて来ました(笑)
九州や大阪から名古屋に出てくる左官屋さんは多いですね。
今までも何人かそういう方に現場で出会いました。私の好きな仕事のひとつです、左官は。
人が手間をかけて塗った壁、その表情の人懐っこい感じが「家」だと思います。
これで外壁の素地が出来上がりました。顔で言ったらすっぴんです。
ここに窓の縁取りをして強調したり、塗装をして綺麗な外観に変わって行きます。・・・・建築でもそれを「化粧」と言います。
この後どう変わるか、楽しみにして下さい。
普段はこんな風に外観全体を俯瞰して見られないのですが、今年は台風が多い為、しばらく養生シートを畳んだ状態にしてあります。
本当はこうやって外から常に見れると色々バランスなどが分かっていいと思っているのですが。
その頃、内部ではシステムキッチンの取付を行いました。
今回はTOTOのシステムキッチン。扉は最高クラスの物を使っています。