いよいよ造作工事も終盤となって参りました。
そういえば、もうすぐバレンタインデーですが、ホワイトの板チョコのような輸入ドアのデザインが可愛いです。Polish Brass の取っ手がアクセントになっています。
今回使っているのは既に工場で塗装がされているドア。全部で5色あり好みによって選べます。
ホールからリビングに入るドアだけ濃いブルー が選んであります。
クローゼットのドアも同じデザインで作られていて統一感があります。
大工さんが留めているこのグレー色の板は何と磁石がくっつく石膏ボードです。
吉野石膏さんが発売しているもので、Fe石膏ボードと言います。
Fe=鉄!
この上にお好みのクロスで仕上げた後、マグネットがくっつき掲示板に早変わりします。
今回設計の小池さんに教えてもらいこちらを使うことになりましたが、弊社としては初めて使いました。素晴らしい商品が開発されているもんですね。これはいい!
そしてリビングの勾配天井の下の妻壁には 米松のパネリングをアクセントに貼りました。
ポ―チの天井にも同じものを貼ってイメージを統一してあります。
一本一本木目や色が違うのは自然素材ならでは。
この壁の下の部分にある集成材の天板は奥様が仕事をするためのワークスペースになります。
こちらの正面にもFe石膏ボードが 貼ってあるのでメモを貼ったりするのに大変重宝するでしょう。私も初めての試みなので楽しみです!
ここには長さ180㎝高さ200㎝の造作の書棚ができます。 造作なので、サイズは打ち合わせで自由に決めてもらっています。
リビングに置きっぱなしになりがちな本もこのリビングの裏側の書棚に たっぷりとしまうことができます。
そして書棚の前には アーチ状に 切り取られたニッチスペース。
こちらはプライベートな写真を飾られたり、家族の掲示板として活躍します。
奥様の現在のご実家にもこのようなスペースがあり今回それを再現することになりました。
このお家は奥様が実際に暮らした時のイメージが大変しっかりと固まっていらっしゃるので、見せる部分と見せない部分のメリハリが効いています。
リビングからは見えないところのこういったバックヤードの使い方は逆にお客様から教えられる部分があり、勉強になります。
まもなくこちらにオーダーキッチンが運ばれてきて取り付けられます。