昨年、日進市にて行なった築25年になるチューダー様式の輸入住宅です。
内部と外部両方を変える比較的大きなリフォームとなりました。
本日は内部の続きから紹介していきましょう。
(その1「和室を茶室として作り変える」はひとつ前のブログをご覧下さい。)
昔作ったトイレを見させてもらおうと良くあるパターンとして「ロータンクに兼用で手洗いが付いている」場合、
又は当時よく流行った「壁に半埋め込みタイプの手洗い器」が付いている場合。
この2種類が多いです。
いずれにしてもトイレのスペースが 標準的なサイズの場合には手洗いをつけたい場合は、ほぼこのような選択肢しかなかったのです。
しかし、最近は間口が壁芯で910(3尺)の幅のトイレであっても「トイレ極小手洗い器」と言って各メーカーが小さな手洗い器を出すようになりました。
ここの家もそれを使うことができたのですが、ただ、家のデザインから言って四角いシャープなものはちょっと違う感じ。
お客様も何か他の提案を求めていらっしゃいました。
そこで私がご紹介したのがこの手洗い器です。こちらは最近特に輸入系の住宅の方の家には大変人気があります。 この家のトイレは間口が3尺の普通サイズでしたが、代わりに奥行きが深い。
従って少々出幅がありますが、トイレの奥行きを活用してこのようなカウンター付きの手洗い器を提案してみました。
カウンターをつけるにあたって現場で実際のものを当てがって見たりして、 使いにくくないか、 再三検証しました。
前に新築のトイレのブログでも書きましたが、トイレはほんの数CM の違いが大きく使い勝手を変えるので、出来る限りベストな関係を探ります。
※余談ですが私の書いてるブログでこのトイレについて書いたブログが一番アクセスが多いんです。
トイレは毎日使うものですし、 清潔にもしたいしオシャレにもしたい、または健康状態を知る場所でもある。 歳を取ればバリアフリーに変えることもある。
毎日の欠かせない場所であるがゆえにトイレが皆様の家の関心の高い証拠だと思います。
リフォームで劇的に変わるところですので、 何かを変えてみたいという方はまず手始めにトイレのリフォームを考えてみてはいかがでしょうか?
そして、今回はコーディネータさんに設計打合せ段階から一緒に入っていただきました。
コーディネーターはツカサデザインコマースの北川さん。
北川さんは新築工事でもコーディネートをお願いしているベテランのコーディネーターさんです。
クロス・照明・カーテン等のアドバイザーとして意見を言っていただき、ショールームで具体的に決めてもらいました。
コーディネートは栄にあるショールームで数回にわたり行いましたが私も同席し、建築に関係する部分があれば意見も言わせていただきました。
私としてはこの時間は少し現場から離れ、客観的に少し気楽にコーディネートの様子を見ることができ、実はとっても好きなひと時なのです(*^^*)
また普段は見れないような輸入クロスや素敵なカーテンなどインテリア全般が見られて、インプットにもなります。
お客様は大変気に入っていただいた”うさぎの模様の入った輸入クロス”を腰の高さから上に、
腰下は この輸入クロスのベースカラーとなっている落ち着いたスモーキーピンクに合わせた淡色のクロスをお選びいただきました。
ツートンカラーのクロスアレンジです。
床はマーブル調のフロアタイルを組み合わせ。全てを並べてみて、いい感じにまとまりました。
輸入クロスが届く日にちが施工の直前で少し心配しましたが、大人可愛い素敵なトイレが完成しました。
次回ご紹介する クロスとカーテンのコーディネートもお願いしました。こちらもとっても素敵なカーテンで、お客様にも大変喜んで頂きました。
こちらはまたご紹介します!
では、次回もお楽しみに・・・
★この工事を行ったお客様からの声は→こちらから