昨年、末に終了したウッドデッキと外壁の改修工事の完了を遅ればせながらアップします。
ウッドデッキは今回ウリンを採用、塗装仕上げとしました。
使った色はキシラデコールのチーク。ウリンの元々の色目と良く似た少々赤みを帯びた色です。
お施主様がウリンの元々の色がお好きということなので、色がキープするように今回は着色をしました。
ウリンが経年変化で自然にグレーっぽくなるのが好きな方は無塗装でお渡ししております。
これが、工事中のウリン。
水に濡れると茶褐色になります。
とにかく硬くて職人さん泣かせですが、水に強く、頑丈さはどの木よりも負けません。根太ピッチは700で、90角を根太に使いました。また、今後根太の天端が先に痛みやすいことが分かっているので、少々工夫がしてあります。
手摺は既設を利用し、悪い柱などを交換しました。
広いデッキに段差があるのは以前のプランから踏襲してます。
目線に変化ができて面白いです。
また、元々木製デッキで出来ていた2階バルコニーは想像以上に傷みが多く、修理して使ってもまたいつか修理の必要が出てくる為、この機にアルミたて格子に変えました。
外壁はラップサイディング調とレンガ調の2パターン使いとしました。
上下で分けるのでは無く、手前と奥というように縦に分けたのがミソです。お施主様には両方の柄とも気に入って頂きました。
最近はサイディングのレンガ調もインクジェット印刷技術が進歩し、より自然な風合いが出せるようになりました。