少しあいだが空いてしまいました。前回のつづきから・・・・
先月の見学会では「子供部屋が出来るまでのストーリー」に関し、来場の皆様にお話させて頂きました。
どんなお話だったか、このブログでご紹介します。
さて、コンセプトハウスの2階にある子供部屋ですが、実は3回のリノベーションを経て、今の形になりました。
今は仕切られた2つの部屋ですが、ドアも壁も無く全くのオープンでした。
子供はまだ1階で勉強することも多く、フリールームという感じで使っていました。
因みに図面ではベッドや机の線が描いてありますが、実際はこのように置いてませんでした。
ベッドを置いたのはこれからず~っと後になります。
子供用の本棚を私が造り付けました。
プライバシーはゼロですが、まだ小さい頃は声も互いによく聞こえ様子も良く分かって、わが家の場合はそれで良かったと思います。
部屋の間のRの開口は結構こだわって手間を掛け作ったもの。
真ん中に小さなダウンライトが仕込んであります。ほとんど機能的には要らないのですが、おしゃれかな?と当時の私の思い付きです・・・
忘れもしない2011年、建材に少しの材料を買い足して娘たちのクローゼットを作りました。
年頃になって服も増えて来て、ずっと欲しがっていたクローゼットです。
大きなサイズではないですが、可愛いデザインと色にこだわってチャレンジしました。
他にクローゼットは無いので、ずいぶん長くこれを使ってもらいました。
詳しくは下記のブログにあります。
制服から私服まで服がどんどん増えて来て、さすがに私の手製では納まり切らなくなりました。
新しく壁を起こすことになり、これはちょっと私のDIYでは追い付かないので、大工に施工をお願いしました。
ドアが付き、ホールからは仕切られましたが、まだ部屋はどうしは繋がっていて、ワンルーム状態です。
この時期は女の子どうしという事もあり、仲良く机も並べて、2部屋分のスペースをシェアしていました。
クローゼットの折れ戸も普段新築で使っているものを採用しました。オスモカラーの拭き取りで木目の透ける白になっています。
下の娘が高校2年生になり、個室で勉強に集中したいとの要望がこの頃湧いていました。
それにコロナの影響によりお家時間が増えたことが拍車をかけ、思い付きから2週間ほどでリフォーム完了。
今年はこのお部屋を「誕生日プレゼント」という事にしました!
今回はクロスの色や柄を娘たちに選んでもらいました。
ちょうど自分の部屋のインテリアに興味が湧いてきているので、楽しそうでした。
建築当初こだわったRの開口は、片方の部屋のニッチのような空間になって生かされました。
クロスの柄物はモリスを選んで来ました!お~見る目あるじゃない(笑)
値段は高いけど、高いだけのことはあります・・・。アクセントとしてこの面にだけ貼りました。
これが現在の形です。完成したインテリアはまたの機会に。
以上、見学会でお話した「14年の子供部屋の歴史」を紹介しました。
よくよく振り返ると、面白い事にほぼ5年おきに何かしら変化して来たことが分かりました(笑)
全く計画もせず自然の流れなのですが・・・
家族や娘の成長に合わせ、家も変化し続けて来ました。そのことが一番表れているのが、この子供部屋です。
これが最終章なのか、はたまたこれからも変化していくのか?・・・わかりませんが、家を建てて以降、一番成長し、劇的に変わるのが子供たち。
それに合わせて廻りの住環境も変化して来たのは、当然と言えば当然かもしれません。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。